ピロリ菌検査Helicobacter Pylori
なぜピロリ菌に感染しているといけないのか?
ピロリ菌に感染すると慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状が起こります。最近胃の調子が悪い、胃がキリキリする人はピロリ菌が原因かもしれません。ピロリ菌感染は胃癌の原因となることもわかっていますので、感染が疑われた場合は除菌をお勧めします。
ピロリ菌の検査方法
内視鏡検査でピロリ菌検査
胃炎や潰瘍等の病気があるか、ピロリ菌に感染していないか胃粘膜を採取して検査します。採取した胃の粘膜を科学的に染色して顕微鏡で観察します。
その他の検査でピロリ菌検査
血液でのピロリ抗体測定、尿での尿素呼気試験、便中抗原検査などを行います。
検査費用
メニュー | 料金 |
---|---|
尿素呼気試験 | 約¥5,000 |
ピロリ菌の除菌方法
ピロリ菌の除菌は胃酸を抑える薬と抗生物質を朝晩一週間飲みます。飲み終わって1ヶ月後に除菌できたか検査します。8割位の方が成功します。失敗した場合は違う薬を処方しもう一度除菌します。
最近の研究で、除菌による胃がんの抑制効果は胃炎が軽い人ほど効果があります。
除菌の費用はどれくらい?
検査・除菌の費用は保険が適用されます。
胃カメラでピロリ菌の判定をしてもらう場合では¥12,000位かかります。
【検査料】約¥5,000~¥12,000 【診察料】約¥1,000 【薬剤料】約¥6,000
メニュー | 保険1割負担 | 保険3割負担 |
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診察料+検査料 | 約¥1,500 | 約¥4,500 |
除菌後再検査料 | 約¥1,500 | 約¥3,500 |
病理検査 | 約¥1,300 | 約¥4,000 |